QUALITY / ENVIRONMENT

品質・環境への取り組み

藤木工務店は事業の遂行にあたり、質の高い建築物の提供及び地域・地球環境の保全に努めています。
建物とそこに住む人々、地域全体が調和がとれ豊かな社会を形成するために、
当社では以下の品質・環境方針を設けこれを遵守しています。

品質・環境方針

ステークホルダー「地球」「地域社会」「お客様」「取引先」「社員」の笑顔と共にサステナブルな社会に貢献します。

  • 1. マネジメントシステムの継続的改善
    マネジメントシステムの運用を通して、顧客満足の向上、要求事項への適合、環境パフォーマンスの向上のために継続的改善を実施します。
  • 2. 顧客満足度の向上
    製品要求事項を満足させるため、不具合の発生防止に注力し、お客様に安心・信頼される建物を提供します。
  • 3. 法規制その他の要求事項の順守
    当社に適用される品質及び環境法規制その他の要求事項を順守し、高品質の建物を提供すると共に、環境の汚染を予防します。
  • 4. 環境パフォーマンスの向上
    当社の事業活動を通じて、以下のパフォーマンスを重点的に向上させます。
    1) 事務所内・施工部門ともエネルギー消費の低減活動を推進し、CO2の発生を抑制する。
    2) 施工部門における建設廃棄物の発生抑制と分別排出を徹底すると共にリサイクルを推進する。
    3) 持続可能な循環型社会を目指し、積極的な活動を継続する。
    4) 当社事業活動で消費される化石燃料の量を計測しCO2排出量を把握する。
  • 5. 要員の力量向上
    教育システムの充実、組織の知識の伝承を通して、要員の知識・技術・技能の向上に努めます。
2024年4月1日
株式会社 藤木工務店
代表取締役社長 藤木 玄三

品質・環境マネジメントシステムの適用範囲

  • 1. 当社が行う建築物の設計、工事監理及び施工・維持保全に適用する。品質・環境マネジメントシステム要求事項からの除外はありません。なお、当社で行う小型工事(C種工事)については、該当する要求事項を適用します。
  • 2. 品質マネジメントシステムを適用する組織の範囲は、外部及び内部の課題、利害関係者のニーズ及び期待を考慮し、本社、本支店、営業所及び全作業所の業務とします。また、社員、契約社員、派遣社員、パート及び当社の活動に寄与する協力会社の従業員を含めます。
  • 3. 環境マネジメントシステムを適用する組織の範囲及び物理的境界の範囲は、外部及び内部の課題、利害関係者のニーズ及び期待、ライフサイクルを考慮し、組織の範囲は、本社、本支店、営業所及び全作業所とします。物理的境界の範囲は、当社事務所が自社所有の場合は、その敷地境界内、テナントの場合は、賃貸範囲内とします。工事作業所については、それぞれの敷地境界内とします。
    なお、当社が管理できる又は影響を及ぼすことができる範囲は、顧客、当社の活動に寄与する協力会社の従業員及び設備、重機、運搬車両等とします。

品質・環境マネジメントシステムの運用

 当社は、品質・環境マネジメントシステム(IMS)の運用を通して、品質・環境方針、目標の達成のための計画的活動を積極的に展開しており、顧客満足度の向上及び環境パフォーマンスの向上を目指すと共に、法規制及びその他の要求事項の順守を徹底しています。  監視・測定及び分析、評価の結果、内部監査やマネジメントレビューの結果から、継続的な改善に取り組んでいます。  品質では、リスクとなる不具合の発生防止活動、従業員の力量向上に向けた教育の実施、内外で発生した不具合の再発防止の徹底など、より良い建築物を提供するための改善を行っています。  環境面では、地球温暖化への影響となる電力削減並びにCO2発生抑制並びに廃棄物の削減・リサイクル、環境配慮設計の推進への取り組みを推進しています。また、産業廃棄物の適正な処理、騒音・振動などの軽減、粉じん対策等、環境関連法規制の確実な順守を行っています。

品質・環境マネジメントシステムの組織

2025年度の活動目的・目標

2025年度も、前年度の成果を踏まえた改善活動を継続し、環境方針に定める環境パフォーマンスの向上に全社を挙げて取り組みます。この目標を達成するため、2025年度の具体的な環境目標を設定し、環境マネジメントシステムの更なる成果向上を目指してまいります。
また、カーボンニュートラルの実現に向けた重要なステップとして、当社事業活動における化石燃料消費量の把握と、その削減に向けた努力も引き続き着実に進めてまいります。
当社は、これらの環境活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

活動部門環境項目2025年目標活動内容
工事作業所部門電気使用量を抑制する。
(CO2の排出抑制による温暖化対策)
電気使用量:29.0Kwh/施工高百万円以下
電気使用量/施工高百万円
工事作業所の使用電気量削減活動の推進
再エネ由来電力の利用推進
電気使用によるCO2削減
工事作業所部門建設混合廃棄物量を抑制する。混合廃棄物を10.0Kg/㎡以下
混廃排出量(Kg)/施工延べ床面積(法床)
廃棄物の分別処理推進による混合
廃棄物排出の削減
全部門社員一人ひとりの環境意識向上、気候変動対策への主体的な参加を促進する。『FJK_My行動宣言』100% 実施
宣言、報告 半期、期末共 100%
社員全員が『FJK_My行動宣言』を実施・報告する。

2024年度の活動報告

2024年度環境目標は以下の結果となったことを報告いたします。
工事作業所の電力削減では、仮設照明へのLED導入や適切な照度管理を推進し、目標達成に加え計画を約2%上回る削減を実現しました。
混合廃棄物削減活動については、分別スペース確保の困難等から排出原単位が目標に対し3.3kg/㎡増加し、未達成となりました。
「My行動宣言」の実施率は98%でしたが、休職・休暇取得者及び退職者を除く期末在籍社員ベースでは全員が実施しており、活動中の社員による実質的な参加率は100%と認識しております。

今後も環境負荷軽減に向けた活動を推進してまいります。

2024年度の環境目標達成状況

活動部門環境目的目標活動内容達成状況
工事作業所部門作業所におけるエネルギー消費の低減活動を継続し、電気使用量を抑制する。 (CO2の排出抑制による温暖化対策) 電気使用量:30.0Kwh/施工高百万円以下
電気使用量/施工高百万円
工事作業所の使用電気量削減活動の推進・電気使用によるCO2削減29.4Kwh/
施工高百万円
達成
工事作業所部門循環型社会を目指すため、新築工事における分別排出を徹底し、建設混合廃棄物量を抑制する。新築工事における混合廃棄物を10.0Kg/㎡以下
混廃排出量(Kg)/施工延べ床面積(法床)
廃棄物の分別処理推進による混合
廃棄物排出の削減
13.3Kg/㎡
未達成
全部門社員ひとり1人が環境保全の重要性を認識し、持続可能な循環型社会を目指す。環境保全の意識を向上させるため、社員全員が『My行動宣言』を実施し、半期毎に実施内容を報告する。
社員の『My行動宣言』100% 実施
『My行動宣言』実施報告
半期、期末共 100%
社員全員が『My行動宣言』を実施・報告する。宣言と実施・報告(半期・期末)
98%
未達成