県指定有形文化財斑鳩寺庫裏

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竣工 | 2022年 |
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住所 | 兵庫県 |
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発注 | 斑鳩寺 |
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設計 | 神戸建築文化財研究所 |
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斑鳩寺は、平安時代に法隆寺の荘園「鵤荘(いかるがのしょう)」が置かれた際に荘園経営の中核的存在として建立され、創建1400年以上の歴史のある寺院です。西播磨地域における聖徳太子信仰の中心となる寺院でもあります。今回対象の庫裏は、慶安2年(1649年)に建築され、着工時(2016年)367年が経過する建物です。
築350年以上が経過し、傾きや傷みなどが進んできたために初の本格的な修理が2016年9月開始、工事と並行して文化財調査も行われ、その結果、何度かの間取り変更等の痕跡が発見され建設当初の姿が判明しました。
工事は基本いわゆる伝統工法中心で進め、極力当初材を残す方向で進められました。