福山のゲストハウス

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竣工 | 2019年 |
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住所 | 広島県 |
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発注 | 三好輝行氏 |
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設計 | 藤吉秀樹建築計画事務所 |
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”現代の運慶”と称される松本明慶・大佛師の作品30点を中心に展示する、個人邸でありながら個人の美術館『Premium Guest House and Museum of Art Miyoshi Eye Center』として完工しました。
この建物は関係者の宿坊を兼ねられており、設計は数々の建築コンテストで優秀な成績をあげている(株)藤吉秀樹建築計画事務所(東京)で計画されました。
外部仕上げは、石貼りとCOR-TEN鋼製サッシが基本で、目を引く外観となっています。
平面計画は2棟(住宅部とミュージアム部分)を渡り廊下・ブリッジで繋いだデザインとなっています。
1階ロビー『大仏殿』に設置された『十一面千手観音像 大仏』は、そのスケールの大きさにまず圧倒される。高さ5m、横3m、奥行き2.4mで、材質は紅マツ。松本大佛師が25年前に完成させた代表作の一つで、正面だけでなく背面や上部からも鑑賞できるようにガラスのスロープが付設されています。像は京都にある工房から100以上のパーツに分けて福山に搬送、松本大佛師が陣頭指揮を執り、子息で同じ大佛師の明観氏以下工房の11人が延べ2日間かけて組立てられました。
このほか著名な作家の絵画や陶磁器も多数展示され、発注者様の美術に対する造詣の深さを知ることができます。